ダイヤモンドの4Cとは?【基本編】

ダイヤモンドの買取・購入を検討しているとき、必ずといっていいほど目にするのが「4C」です。名前は聞いたことがあるけど、詳しくはわからない、という方向けに4Cの基本知識について解説します。

この記事でわかること

  • そもそもダイヤモンドの4Cとは何か?
  • 4Cの中で最も重視される項目は何か?

【つくば市】おすすめの買取店はこちら

茨城県つくば市でおすすめの買取店「かんてい局つくば店」をご紹介します。かんてい局つくば店は、なんでも買取がモットーの質屋です。ジュエリーコーディネーターが在籍しており、ジュエリーやブランド品のバッグ、時計の買取が得意。

ダイヤモンドの4C評価って何?

Crat(重量)、Clarity(透明度)、Color(色)、Cut(カット)の頭文字をとってダイヤモンドの4Cと呼ばれ、ダイヤモンド鑑定機関のダイヤモンドグレーダーが評価を行います。

4Cの評価結果は鑑定機関から発行される「ダイヤモンド・グレーディング・レポート」に記載されるので、大切に保管しましょう。

ダイヤモンドの高額買取のためには、やはり大きくて、透明度が高くて、無色透明で美しいカットのダイヤモンドがいいと思いますよね。しかし、そのようなダイヤモンドはなかなかお目にかかれませんし、価格も大変高額になります。ダイヤモンドの品質の何を重視するのかは、人によってお好みがありますので、「私のダイヤモンドは大きいけど、少し黄色っぽい…」「私のダイヤモンドは、とてもキラキラしているけど小さめだから買取してもらえるかしら」と思っても大丈夫です。ダイヤモンドの買取の際は、ダイヤモンドに詳しい買取店を選んで、そのダイヤモンドの良い点をプラス評価してもらいましょう。

ちなみに日本のAGLに加盟する鑑定機関では、アメリカの宝石学協会GIAが策定したダイヤモンドの4C評価を採用していますが、世界にはGIA方式以外にも様々なダイヤモンドの評価方法があります。例えば、HRD(ダイヤモンド・ハイ・カウンシル)、SDN(スカンジナビア方式)、AGS(米国宝石協会)など、独自の評価基準で鑑定しています。ここでは、日本で一般的に流通しているAGL加盟団体が発行するGIA方式の4C評価について記載しています。

<カラット>
カラットってダイヤモンドの大きさのこと?

カラットはダイヤモンドの大きさのことでは?と思っている方が多いのですが、実は1ct=0.2gというダイヤモンドの重さを示す値です。もちろんその他の条件が同じダイヤモンド同士であれば、カラット数が大きいダイヤモンドの方が買取価格は高くなります。特に1ct以上の大きさのダイヤモンドは通称キャラアップといわれ、高額買取の対象になります。

ちなみにダイヤモンドのカラットという言葉の由来ですが、天秤を使用して重さをはかっていた古代、Carob(カロブ)という0.2gの豆を使用して重さをはかっていたことに由来しています。

<クラリティー>
4Cの中でも重視されることが多いクラリティ

クラリティはダイヤモンドの透明度のことです。次の11段階で評価されます。最も透明度が高い順から

FL(Flawless:フローレス)
IF(Internally Flawless:インターナリーフローレス)
VVS1,VVS2(Very Very Slightly Included:ベリーベリースライトリーインクルーデッド)
VS1,VS2(Very Slifhtly Included:ベリースライトリーインクルーデッド)
SI1,SI2(Slightly Included:スライトリーインクルーデッド)
I1,I2,I3(Included)

とわかれています。この中でも特にFL(フローレス)は10倍拡大で内部、外部に欠点が発見できないダイヤモンドをいい「完璧なダイヤモンド」といってもいいでしょう。

<カラー>
ダイヤモンドは無色透明なのにカラーの評価をするの?

参照:ミキモト

画像は、D~Lまでのダイヤモンドのマスターストーンを並べたものです。

Mよりも上のダイヤモンドはどれも無色透明に見えますが、比較するとDカラーが最も無色透明だとわかりますね。ダイヤモンドは自然界で生成される鉱物であるため、わずかに混入した異物の存在などにより、色味が発生することがあります。

画像のマスターストーンをみていただくとわかるように、一つ一つのダイヤモンドのカラーの差はわずかですね。あるダイヤモンド一つだけでどのカラー等級かを見極めることは困難です。そのため、鑑定機関では、ダイヤモンドのマスターストーンと比較して、そのダイヤモンドにふさわしい等級付けを行います。等級付けの際には、ルース(裸石)の状態で行ったり、デイライトの色温度を一定に保ったりと、ダイヤモンドのカラー評価に影響を与えないよう配慮されています。

カラー評価では、無色から淡黄色のダイヤモンドのカラー評価はD~Zの等級付けがなされます。

Dカラーが最も無色透明で、アルファベットを追うに連れてダイヤモンドの色味が増すことを示しています。DからLまではアルファベット1文字で、NからRはUnder N、SからZはUnder Sと評価されます。もちろんDカラーのダイヤモンドは最も希少性が高くなります。色味がつくにつれ評価はやや落ちますが、Zより濃いカラーはファンシーカラーダイヤモンドと呼ばれ、逆に希少性が高くなります。

<カット>
カットは人間が唯一ダイヤモンドの輝きを引き出すために関与できるプロセス

写真はダイヤモンドの原石です。

世界で一番美しい宝石と言われるダイヤモンドも、原石のままではその輝きは全く分かりませんね。カット・研磨して、初めて眩い輝きが生まれるのです。そのため、ダイヤモンドのカットの工程は、人間が唯一ダイヤモンドの輝きを引き出すために関与できるプロセスと言われています。

最も美しいから、Exellent,VeryGood,Good,Fair,Poorの順に評価されます。

まとめ

ダイヤモンドの4Cについて基本知識を解説しました。ダイヤモンドの4Cはとても奥が深く、簡単に判断することはできません。

大切なダイヤモンドを買取店に持ち込む際は、ダイヤモンドに対して正しい知識のある買取店を選ぶことが何よりも重要です。

おすすめの質屋はこちら

ぜひお気軽にご来店ください

お電話でのご相談も承っております

029-879-7700

ご相談受付時間:10:00~20:00

※第二木曜日定休