ダイヤモンドグレーダーの資格とは

ダイヤモンドグレーダーと言えば、ダイヤモンド鑑定士のこと。鑑定士ってよく聞きますが、どんな資格があるのでしょうか?

ダイヤモンド鑑定士についてご紹介します。

この記事でわかること

  • ダイヤモンド鑑定士の資格とは?
  • ダイヤモンドグレーダーになるのは?

【つくば市】おすすめの買取店はこちら

茨城県つくば市でおすすめの買取店「かんてい局つくば店」をご紹介します。かんてい局つくば店は、なんでも買取がモットーの質屋です。ジュエリーコーディネーターが在籍しており、ジュエリーやブランド品のバッグ、時計の買取が得意。

ダイヤモンドグレーダーの資格とは?

ダイヤモンドの買取をするには、ダイヤモンドの鑑定をしますね。ところで「ダイヤモンド鑑定士」には何か資格があるのでしょうか?

あまり知られていないことですが、ダイヤモンド鑑定士には、宅建や行政書士などのように全国一律の資格制度はないのです。

ダイヤモンド業界では、ダイヤモンドのグレーディング知識について学べる機関や学校があり、そこを修了したときに得られる称号が資格の代わりになっています。

ダイヤモンドのグレーディングを学べる機関についてご紹介します。

世界で最も権威のあるGIAのGG

GIA(米国宝石学協会)は世界で最も権威のある宝石機関と言って間違いないでしょう。

<概要>

費用:約200万円(為替等による)
期間:6か月
場所:世界7都市のGIAキャンパス(一部通信教育可)
(2019年10月調べ)

参照:GIA

<資格取得までの流れ>

世界7都市のGIAキャンパス(Bangkok | Carlsbad | Hong Kong | London | New York | Taipei)で26週間コース(授業時間780時間を約6カ月間で受講する)で受講します。

授業はすべて英語で行われるため英語能力を証明する必要があります。

宝石鑑定に必要な知識、理論と実技を学び、全てのカリキュラムを修了し、最終試験に合格すると、GIAよりGGのディプロマ(diploma/卒業証書)が授与されることになります。

残念ながらGIAキャンパスは日本にはありませんので、国内で受講できる通信教育コースも用意されています。

8コースのうちの5つをeラーニングで受講することができ、残り3つ「ダイヤモンドグレーディングラボクラス」「カラーストーングレーディングラボクラス」「宝石鑑別ラボクラス」を先にあげた7都市のいずれかのGIAキャンパスで修了する必要があります。

 

<取得できる資格>

GG(Graduate Gemologist)

<ポイント>

GIAGGは間違いなく世界で最も権威のある宝石学資格といって良いでしょう。

授業が英語で行われること、海外のGIAキャンパスで学ぶ必要があること、という高いハードルがありますが、これらの条件をクリアできるようでしたら一番におすすめしたい、内容・認知度からいって世界最高の宝石資格でしょう。

 

イギリス宝石学協会認定のFGA

御徒町にある日本宝飾クラフト学院では、英国宝石学協会認定のFGA資格を取得することができます。FGAという名前になじみがない方も多いかもしれませんが、GIAがアメリカの宝石学会であるのに対し、FGAはイギリスの宝石学会のことです。

GIAと並んで国際的に通用するダイヤモンドグレーダーの資格です。

<概要>

費用:1,765,000円(税別)
期間:1年(夜間コース)または1年半(昼間コース)
場所:日本宝飾クラフト学院(東京都御徒町) ※通信コースあり
(2019年10月調べ)

参照:日本宝飾クラフト学院

<資格取得までの流れ>

FGAでは、まずファンデーションコース(半年または1年)で基礎を学び、ファンデーション試験に合格後、ディプロマコースを受講します。半年間ディプロマコースを学習した後、ディプロマ試験に合格するとFGAの称号を取得できます。

<取得できる資格>

FGA(Fellow of The Gemmological Association of Great Britain=英国宝石学協会特別会員)

<ポイント>

FGAはGIAと並んで世界的に権威のある宝石学の資格です。

日本で取得困難なGIAGGと比較して、日本にいながら国際的に通用する宝石資格を取得できることが魅力。

また、夜間コースや通信コースの開校があり、仕事をしながら通うことができるのも嬉しいポイントです。毎日通うことができない方におすすめです。

 

CGLのDC

日本で最も有名なダイヤモンド鑑定機関である中央宝石研究所(CGL)でダイヤモンド鑑定について学ぶことができます。

<概要>

名称:特別研修生コース
費用:授業料全額550,000円(税別)+器材費
時期:10月入学(半年間)
場所:中央宝石研究所(東京都御徒町)
(2019年10月調べ)

参照:中央宝石研究所

<資格取得までの流れ>

宝石基本科コース、ダイヤモンド・グレーディング・コース、色石専門科コースの3コースからなり、ダイヤモンドなどの主要宝石の知識の習得に加え、ダイヤモンド・グレーディングと宝石鑑別の実習を中心とした専門的で実践的な内容の長期間研修コースです。

<資格>

DC(Diploma of CGL)

<ポイント>

半年で550,000円という金額は、他機関と比較して最もリーズナブルです。GIAやFGAなどに比べると世界的な規模でのネームバリューは劣りますが、日本国内ではDCは一目置かれる存在です。

中央宝石研究所では、長期研修制度のほかに短期セミナーを開催しています。宝石に関するベーシックコース、ダイヤモンドコース、パールコース、宝石鑑別コースなど、宝石に関する基礎知識を学べるカリキュラムで、いずれも1~2日程度の短期コースのため、長期研修制度を受講する時間的余裕のない方も学べます。

ダイヤモンドグレーダーのいる買取店

これらの機関で学ぶと鑑定機関で通用するダイヤモンドグレーディングの知識と技術が身に付きますが、短くても半年~1年半以上、鑑定機関に通う必要があります。

そのためCGLのDCやGIAGGを取得している鑑定士が在籍している買取店は多くありません。

多くの買取店・リサイクルショップでは、詳しい知識を持つダイヤモンドグレーダーやスタッフが在籍しており、社内研修という形式で各店舗のスタッフがダイヤモンドの知識や技術を習得しているケースが多いようです。

研修制度の整ったチェーン展開の買取店であれば、安心して買取を任せられますね。

おすすめの質屋はこちら

ぜひお気軽にご来店ください

お電話でのご相談も承っております

029-879-7700

ご相談受付時間:10:00~20:00

※第二木曜日定休